登別温泉には大湯沼という温泉が湧き出る沼があるのですが、そこからあふれ出た熱いお湯で作られる大湯沼川という川があります。
その大湯沼川の下流はお湯の温度がだんだんと下がっていき、人が入って丁度いいぐらいの、いいお湯加減になったところに大湯沼川天然足湯があります。
今回はその大湯沼川天然足湯に行ってきました。
大湯沼川天然足湯に行ってみよう!
大湯沼川天然足湯へ行くには、まず車で大湯沼の駐車場まで行きます。
大湯沼の駐車場の料金は500円で、地獄谷の駐車場と共通になっており、当日に限り両方1回駐車することが出来ます。ですので、地獄谷の駐車場にお金を払ったら必ずこちらにも来るようにしましょう。
大湯沼は登別の観光名所の一つで、周囲1km深さ22mの湯の沼。表面温度50度、最深部温度130度です。動物が入るとたぶん生きていられませんね。
そこから、車で来た道を徒歩で戻ります。右手に大湯沼です。
で、どんどんどんどん歩いて行くと・・・
天然足湯はこちらの看板があります。
さらに、歩いて行くと「大湯沼川探勝歩道入口」の看板があります。
地図もあります。
歩道に入っていきます。どんどん階段を降りていきます。
天然足湯と大正地獄の分かれ道です。と言っても大正地獄はここからすぐです。
まずは、のぼりべつ大正地獄に着きました。
こちらが、のぼりべつ大正地獄です。だいぶ小さな沼ですね。ただすごく熱そう。落ちたら大変です。
「温泉の色が変わっていく大正地獄」です。
さて、大正地獄を後にしてさらに進んでいきます。
途中には、小さな滝もあります。もちろん大湯沼からの水なので、熱い温泉が流れています
そして、川ッペリをどんどんと歩いていきます。
道はしっかりと整備されているので、歩きやすいです。
やっと、足湯が見えてきました。足湯と言っても流れてくる川の水に足をつけるだけですね。
着いたら、かなりの人数が気持ちよさそうに足をつけていました。
大湯沼からの熱湯が川となって流れて、ここまで下流に来ると人がつかるのに丁度いいぐらいの温度になるのですね。
座れるように、丸太とかが整備されているのですが、結構濡れてたりします。そんな時用にお尻に敷くマットも用意されていました。とても親切ですね。
日によって温度が違うみたいで、ぬるい日や熱い日もあるようです。
ちなみにこの日は結構熱かったです。しばらく足をつけていたら、足首から下が真っ赤になりました。
登別のおすすめ観光スポット、大湯沼川の天然足湯の紹介でした。
※後日談
平成28年11月18日現在、大湯沼川天然足湯には行けなくなっているようです。
記事中にもある大正地獄で高さ10m程度の大規模な熱湯噴出が発生したらしく、今も継続的に噴出活動が続いている様子です。
大正地獄の展望台にも泥がかぶっていたらしく、展望台の下の土台も噴出活動で削られ、建て替えなければならない状態になっている様です。
足湯自体は特に問題ないようですが、行く途中に大正地獄があるため、安全のため遊歩道は立ち入り禁止となっているようです。
噴出活動が継続的に続くようなら新たな観光資源になりそうですが、今は見守るしかないようです。
なにはともあれ、けが人が出なくて本当に良かったですね。
さらに後日談
平成28年12月22日に通行止めが解除されたようです。大正地獄へは依然行けないようですが、足湯には行けるようになっているようです。大正地獄の近くを通るときには十分に注意してくださいね。
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