炭火焼き大好き一家のまる家。
いつもは、お肉屋さんで買ってきた、サガリとかホルモンとかを焼くのですが、たまに焼き鳥も焼きます。
いつもは、網で焼き鳥を焼くのですが、タレをつけて焼き鳥を焼くと網が焦げてガビガビになっちゃうんです。焼き初めの最初のうちは大丈夫なんですが、だんだん焦げがついてきて、網の穴が無くなっちゃうぐらいにこびりつきます。
そうなると、見た目も悪いし、火の通りも悪そうだし、何とかしたいと思っていました。
そこで、まる家では焼き鳥屋さんで焼いてる、あの鉄の棒っこを使ってみたいと思い立ったのでした。
本格的に鉄久で焼き鳥を焼いてみたくなった!
焼き鳥屋さんで使っているあの鉄の棒っこなんですが、アレは「鉄久」というらしいです。
それで、ネットで色々と調べてみたのですが、売ってました。
調理道具のお店が集まっていると有名なあの「かっぱ橋」のお店です。
まる家では七輪本舗さんの「ちびちび七輪」を使っていますので、鉄久の長さは30cmあれば大丈夫かと思います。上記の「ふじたクッキング」さんだと、鉄久1本で千円ちょっと。二本で2千円ちょっとです。
この「ちびちびしちりん」はすごく使い勝手の良い七輪なのですが、それはまた別の機会に。
さっそく、ポチろうかと思ったのですが、送料がなんと北海道の場合二千円弱かかります。総額にすると4千円を超えるお値段でした。
送料込みで4千円強ではちょっと高すぎるなぁと思ってもう少しよく調べてみたところ、ホームセンターとかで買ってきて自作している人も結構いる模様です。
まる家も近くのホームセンターに行ってみたのですが、なかなか良い棒っこがありません。アルミの角パイプなら良さそうなのが売っていたのですが、軽くて使い勝手が悪そうです。
鉄の角棒を注文することにしました!
そこで、またまた色々と調べてみましたところ、キャンプとかで使う焼肉用の鉄板の素材がSS400という鉄であると言うことを突き止めました。
有名な「ヨコザワテッパン」とかですね。
これです。
と、言うことは鉄久もSS400でいいんじゃないのかなぁというわけで、注文してみました。
頼んだのは、「横山テクノ」さん。
「鉄 磨き四角棒鋼 材質(SS400・S45C)材 寸法 切り売り 小口販売加工」これの12×12を300mm頼みました。お値段はなんと1本400円!!。送料もネコポスで400円。2本送料込みで1200円でした。
激安です。これなら、お財布にも優しいですね。
さっそく、シーズニングしてみることに。
購入直後の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、届いた鉄棒を見てみると、磨きを頼んだので、ものすごく綺麗な銀色をしていまいした。ずっしり重量もあって、いい感じです。
ただ、最初の見た目はすごく良かったのですが、おそらくすぐに錆びてしまうと思います。
そこで、鉄板やスキレットなどの鉄製品を使う時に必ずするという、「シーズニング」というのをやってみることにしました。
シーズニングの方法は色々ありますが、「ヨコザワテッパン」のシーズニングをまねしてやってみました。
工程としては
焼く→洗剤つけて洗う→焼く→食用油を塗る→焼く→食用油を塗る
という感じです。注意点としては、水洗いした後はすぐに拭いて焼く。冷めたらすぐに油を塗る。
とにかく錆に注意ですね。
棒なのでガスコンロの五徳の上にのせるのが大変だったので、焼き網の上で炙りました。
鉄板などでは、鉄臭さを取るためにくず野菜を焼くといいとありますが、棒なので、そこは省略します。
で、シーズニングが完了したのがこちら。
真っ黒けになりました。銀色でピカピカしていた棒も良かったのですが、シーズニングの完了した様子もカッコいいですね。
この紫っぽい黒色は焦げて黒色をしているのではなくて、おそらく黒錆と呼ばれる酸化膜だと思います。一般的にイメージする赤錆ではなくて、鉄の表面が酸化して黒い膜を作り、内部に赤錆が広がるのを防ぐ役割があるんだとか。
ちびちびしちりんに合わせるとこんな感じです。いいですね。ピッタリです。
あとで、気づいたのですが、磨き棒じゃなくて、黒皮付の鉄棒を買った方がよかったようです。
こっちの方がおすすめかも。磨きより安いし。サイズは12.7×12.7になりますね。黒皮が付いているので磨きより若干太いです。
実は、「横山テクノ」さんでは焼肉用の鉄板も販売しており、やっぱりSS400の黒皮付き鉄板をおすすめしておりましたので、鉄久も同じ素材がいいと思います。
まとめ
市販の鉄久はちょっとお高いので、材料だけ買ってくれば激安で手に入れることが出来ますね。
っていうか、鉄久として販売しているのとどこが違うのかわかりません。ぜったいこっちの方がよいと思います。長さも自由に決める事ができますし。
実際に使ってみた様子はこちらです。
よろしければこちらもどうぞ。